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高齢の親がいる方・65歳以上の岡崎市民向け
#固定電話#岡崎市の制度#特殊詐欺対策#防犯補助金#高齢者見守り

岡崎市の特殊詐欺対策|実家の固定電話は大丈夫?対策装置に上限6,000円の補助

3秒で分かる結論

岡崎市は65歳以上のひとり暮らし・高齢者のみ・日中は高齢者だけの世帯に、特殊詐欺対策電話などの購入費を半額(上限6,000円)補助しています。親の電話を固めるきっかけに。

こんな方におすすめ 高齢の親がいる方・65歳以上の岡崎市民

この記事のポイント

  • 対象は市内在住65歳以上で、ひとり暮らし・高齢者のみ・日中は高齢者だけの世帯
  • 購入費の半額・上限6000円・1世帯1台
  • 窓口か郵送で申請(郵送は令和9年3月31日必着・先着順)
  • 岡崎署管内の特殊詐欺は1〜5月で147件・約10億5300万円
  • 2026年10月9日に市公式ページで再確認

※2026年7月25日公開。2026年10月9日に岡崎市公式サイトで受付状況と条件を確認し、市の緊急アピール宣言と、市が公表している被害状況(2026年1〜5月)を追記しました。補助は先着順で、予算額に達し次第終了します。申請前に、文中の公式ページで最新情報をご確認ください。

「実家に電話したら、知らない番号からの着信が増えてるらしい」

そんな話を聞いて、少し心配になったことはありませんか。

高齢の親を狙う電話の入口になりやすいのが、実家の固定電話です。

そして岡崎市には、その対策費用を半分補助してくれる制度があります。

今回は特殊詐欺対策装置購入費補助を、離れて暮らす家族の目線で整理しました。

まず結論:半額・上限6,000円の補助があります

制度の骨格はシンプルです。

対象の装置を買うと、購入費の2分の1・上限6,000円が補助されます。1世帯1台までです。

対象は、岡崎市内に住む65歳以上のかたで、次のいずれかにあてはまる世帯。

・ひとり暮らし ・高齢者のみの世帯 ・日中は高齢者だけになることが多い世帯

「日中だけ」も対象に入っているのがポイントです。同居していても、昼間は親だけという家庭は多いはずです。

市の基準では、65歳未満の家族が仕事や通学で出ていて、高齢者だけになる時間が「1日6時間以上・週3日以上」の世帯です。この場合は「家族状況申出書」も出します。

65歳以上かどうかは、令和8年度中に65歳になる方も含みます。補助額は千円未満切り捨てで、ポイントで支払った分は対象外です。

岡崎署管内の特殊詐欺は1〜5月で10億円超。市が緊急アピール宣言

2026年10月9日の見直しで、市の公式ページ(8月7日更新)から追記した内容です。

被害の急増を受けて、4月23日に岡崎市長・幸田町長・岡崎警察署長の連名で特殊詐欺多発緊急アピール宣言が出されました。

その後にまとまった集計では、岡崎警察署の管内で今年1〜5月の特殊詐欺は147件・約10億5,300万円。前年の同じ時期は63件・約2億6,600万円でした。

この10億円が、すべて電話の被害というわけではありません。市によると、急増しているのは被害者の多くが30代〜50代の「SNS型投資詐欺」です。

一方で、警察官や息子・孫、役所を名乗る詐欺も、多発している手口として挙げられています。市は「警察官は、LINEで連絡はしません」とも呼びかけています。

電話でかかってくる手口への対策として、市は家の電話を特殊詐欺対策装置に変えることを挙げています。この補助は、その後押しです。

出典: 特殊詐欺多発緊急アピール宣言(岡崎市公式・2026年8月7日更新)

SNS型投資詐欺や「ニセ警察」の電話について、数字と見分け方は別の記事にまとめました。 ▼関連記事 岡崎の特殊詐欺が前年の2倍超|知らないLINEに持ち株を教えないで

「対策装置」って、何をしてくれるの?

対象になるのは、特殊詐欺対策機能を持つ電話機や外付け装置です。

市の補助の対象は、大きく2つの型です。

・通話録音装置:着信時に「この通話は録音されます」と相手に自動で伝え、録音する ・着信拒否装置:警察・自治体等の迷惑電話番号データベースをもとに、着信を自動で拒否・通知する

これらの機能が入った固定電話機も対象です。着信拒否装置は発信番号表示サービスへの加入が必要で、その料金は自己負担になります。

詐欺グループにとって、会話が録音されて証拠が残るのは困ることです。市も「犯人と直接話をしないことが何よりも有効な対策」としています。警告メッセージは、話し始める前に相手をふるい落とす仕組みです。

つまりこの装置は、詐欺師と「戦う」道具ではありません。そもそも狙わせないための道具です。

申請の流れ:購入と申請は帰省のついでにできます

手順は5ステップです。

①対策機能付きの電話機・装置を購入(令和8年4月1日以降の購入が対象)

②領収書の写し(宛名は申請者本人。購入を家族に委任した場合は受任者)と、機能がわかるカタログ等を保管

③申請書に記入(市公式ページからダウンロードできます)

④防犯交通安全課の窓口へ持参、または郵送

⑤約2週間後に市から届く「補助金請求書」を提出。その約1か月後に振り込まれます

郵送は令和9年3月31日必着。先着順で、予算額に達し次第終了します

本人が購入に行くのが難しい場合は、委任状を使ってご家族が代わりに購入できます。ただし申請と振込口座は本人名義です。迷ったら担当課に相談してみてください。

一次情報はこちら: R8年度特殊詐欺対策装置購入費補助(岡崎市公式) 担当:市民安全部 防犯交通安全課 生活安心係(電話 0564-23-6525)

2026年10月9日に市の公式ページを確認した時点で、受付終了のお知らせは出ていませんでした。

なぜ「電話」なのか。岡崎も他人事ではありません

岡崎ならではの視点でひとつ。

以前、防犯用具補助金とトクリュウ対策の記事でも書きましたが、狙う側は事前に「情報」を集めています。

固定電話は、その情報収集の入口になりやすい場所です。

何気ない一本の電話から、家族構成・在宅時間・資産状況を聞き出されることもあります。

だからこそ、入口である電話を固めることには、金額以上の意味があります。

なお、岡崎市の防犯系の補助はこの制度だけではありません。

・防犯カメラ・センサーライト等に上限3万円 → 防犯用具補助金の記事 ・自転車ヘルメットに上限2,000円 → ヘルメット補助の記事

あわせてチェックしてみてください。

「親孝行のキッカケづくり」

補助額だけ見ると、正直、大きな金額ではないかもしれません。

でも、この制度の本当の価値は「設置のきっかけをくれること」だと思っています。

「詐欺に気をつけてね」と口で言うだけでは、対策は進みません。

装置をつけるという行動まで持っていって、はじめて親を守れます。市が半額出してくれる今は、そのきっかけになると思っています。

申請前に必ず確認してほしいこと

この記事の内容は、2026年10月9日に市の公式ページで確認したものです。

補助金は年度ごとの制度なので、予算がなくなれば期限前でも終了しますし、翌年度は条件が変わることがあります。

申請前に、必ず公式ページで最新の受付状況を確認してください。

岡崎市の補助・助成制度の全体は、こちらの公式一覧から確認できます。 補助・助成・融資・減免制度の一覧(岡崎市公式)

※対象要件の詳細(世帯の状況・対象機種など)は公式ページと担当課でご確認ください。

最後に

私の実家にも、昔ながらの固定電話があります。

正直に言うと、この制度を調べるまで「うちの親は大丈夫でしょ」と思っていました。

でも、詐欺の被害に遭った方の多くも、きっと同じように思っていたはずなんです。

「大丈夫」の根拠が「今まで何もなかったから」だけなら、それは対策とは呼べません。

この週末、実家に電話するついでに「対策電話にしない?市の補助があるよ」と一言、切り出してみてください。

その一言が、いちばんの防犯対策だと思います。

まとめ

岡崎市は65歳以上のひとり暮らし・高齢者のみ・日中は高齢者だけの世帯に、特殊詐欺対策電話などの購入費を半額(上限6,000円)補助しています。親の電話を固めるきっかけに。

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