「岡崎の110周年に、地元食材の記念ピザができたらしい」 「八丁味噌のピザって、どんな味なんだろう?」
うれしいニュースです。
岡崎市が市制施行110周年を記念して、岡崎の食材をまるごと味わえる記念ピザが実現しました。
自分も、古巣とのご縁からアイデアをつなぐ形で、少しだけお手伝いさせてもらいました。
まずは、生まれるまでの話から聞いてください。

このピザが生まれるまで
自分の社会人のスタートは、ある意味ピザーラでした。
新卒で入社したのはIT企業でしたが、最初の2年間は、ピザーラを運営する株式会社フォーシーズの本部に出向していました。マーケティングと販促を、ここで一から学ばせてもらいました。今の自分の土台をつくってくれた古巣です。

出向を終えたあとも、社員のみなさんとのご縁は続きました。
そんな中で、当選後にふと思ったんです。「大好きな岡崎と、この会社の得意なことを、地元のために結びつけられないかな」と。
そこで、専務の光岡さんに一つ、提案をしてみました。「岡崎の食材で、ピザを作れませんか」と。
ありがたいことに、快く受けてくださいました。
そこから先は、ピザーラの商品開発部のみなさんが主役です。


市内のお店の食べ歩き、まるや八丁味噌さんの蔵の見学、農務課のみなさんとの意見交換。試作は8種類にのぼりました。
自分も試食に加わり、「岡崎の人には、この味付けが合うかも」と、市民の舌を想像しながら感想を伝えました。


そうして、八丁味噌と岡崎おうはんを使った一枚が形になりました。
ひとつだけ、明確にお伝えしておきます。
自分は今、フォーシーズさんと雇用や契約などの関係は一切ありません。この企画で報酬や金銭などの利益は一切受け取っていません。
過去のご縁からアイデアをつないだだけで、動機は「岡崎の食材を、もっと多くの人に」。それだけです。
→ 要点:古巣とのご縁からアイデアを提案。開発は企業と市が主役で、自分は利害関係のない立場で関わりました。
岡崎市とピザーラが連携した「地産地消ピザ」です
岡崎市が市制を施行して、今年で110周年。
その節目を祝う一枚として、地元食材でつくる地産地消ピザが生まれました。

手がけたのは、岡崎市内でピザーラ2店舗を営む株式会社フォーシーズ。岡崎市と連携して開発した特別な商品です。
ピザーラが全国で進める地産地消プロジェクトの一環で、愛知県では初めての地産地消ピザになります。
→ 要点:岡崎市とピザーラが連携した、地産地消プロジェクト愛知県第1弾のピザです。
商品は「岡崎おうはんの肉味噌となすのピザ」
商品の名前は、岡崎おうはんの肉味噌となすのピザ。
八丁味噌で仕立てた特製肉味噌に、岡崎産のなすを合わせた和風の一枚です。
トッピングは、特製肉味噌・岡崎産なす・スライスマッシュルーム・4種のナチュラルチーズ・マスカルポーネ・パセリ。ソースは八丁味噌ミートソースです。
管理栄養士としても、この組み合わせはよくできていると思います。
発酵食品の八丁味噌が持つ深いコクに、地鶏の旨み、なすのとろける食感。味の軸が強いので、チーズに負けません。
※味の感想は自分が試食した際の個人的なものです
→ 要点:八丁味噌の肉味噌となすを主役にした、コクのある和風ピザです。
主役は、岡崎が誇る3つの食材
このピザの主役は、岡崎を代表する3つの食材です。
まるや八丁味噌は、創業1337年(延元2年)と伝わる老舗の味噌蔵。岡崎城から西へ八丁(約870m)の地で、木桶仕込みと天然醸造の味を守り続けています。
岡崎おうはんは、太田商店が育てる100%純国産のブランド地鶏。ジューシーな旨みと、ほどよい歯ごたえが持ち味です。
そして、岡崎産のなす。実はこの食材の選択に、あとで触れる大事な意味があります。
岡崎の発酵文化・地鶏・地元野菜が、一枚のピザの上でそろいました。
→ 要点:八丁味噌・岡崎おうはん・なす。岡崎の食を代表する3つが集まっています。
なぜ、記念の一枚に「ピザ」を選んだのか
なぜ、記念の食べ物に「ピザ」を選んだのか。
八丁味噌も岡崎おうはんも、岡崎が誇る食材です。でも正直に言うと、子どもたちが自分から手を伸ばすかというと、少しハードルがある。
ピザなら、どうでしょう。
みんなで囲んで、手でつまんで、笑いながら食べられる。子どもだって大好きです。
岡崎の食材を、いちばん楽しい形で口に運んでもらえる。ハレの日の食べ物であるピザは、そのためにうってつけだと思いました。
ここで、なすの話に戻ります。
今年4月、岡崎市では岡崎市食文化の継承及び振興に関する条例が施行されました。岡崎の食文化を次の世代へ伝えていく——それが食文化条例の目的です。
この条例は、岡崎の地元野菜として、はっきり「なす」の名前を挙げています。
八丁味噌・岡崎おうはん・なすをのせたこのピザは、条例が目指すものを、いちばん身近な形にした一枚だと思っています。
ハレの日のピザで、岡崎の食文化に触れてもらう。それが、この企画に込められた願いです。
→ 要点:子どもも大人も楽しめるピザは、岡崎の食文化を次世代へ伝える器になります。
記念式典でお披露目、参加者のみなさんへ
このピザは、岡崎市制施行110周年記念式典でお披露目されました。
式典に参加されたみなさんには、ワンハンドサイズの試食を1ピースずつ配布。岡崎の新しい味を、その場で確かめていただきました。


会場では、地元メディアの取材も入り、注目の高さが伝わってきました。
そして、試食を持ち帰った方からも、「おいしかった」という声をたくさんいただきました。
正直、ほっとしましたし、うれしかったです。
→ 要点:記念式典でお披露目され、持ち帰った方からも大好評でした。
どこで食べられる?販売情報
このピザは、店頭でも味わえます。
7月30日(木)〜8月31日(月) ピザーラ岡崎北店・南店で期間限定販売
岡崎市内の2店舗・約1か月の期間限定です。
夏休みの時期。家族で岡崎の味を囲む機会にもなりそうです。
※商品や販売の詳細は、各店舗の案内をご確認ください
→ 要点:7月30日から8月31日まで、ピザーラ岡崎北店・南店で味わえます。
最後に
最後に、少しだけ個人的なことを。
自分にとってピザーラは、社会人の原点です。
その古巣と、生まれ育った岡崎が、一枚のピザでつながりました。地元の食材が主役になる企画に関われたことを、うれしく思っています。
関わってくださったすべてのみなさんに、感謝しています。
もし見かけたら、ぜひ一度、岡崎の味を確かめてみてください。
そして家族で「これ、岡崎の八丁味噌なんだよ」なんて話しながら食べてもらえたら——それ以上のことはありません。
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