※この記事は2026年7月25日時点の岡崎市公式サイトの情報をもとにしています。補助金は予算がなくなり次第終了する場合があります。申請前に必ず、文中の公式ページで最新情報をご確認ください。
「実家に電話したら、知らない番号からの着信が増えてるらしい」
そんな話を聞いて、少し心配になったことはありませんか。
特殊詐欺の入口は、今も実家の固定電話が中心です。
そして岡崎市には、その対策費用を半分補助してくれる制度があります。
今回は特殊詐欺対策装置購入費補助を、離れて暮らす家族の目線で整理しました。
まず結論:半額・上限6,000円の補助があります
制度の骨格はシンプルです。
対象の装置を買うと、購入費の2分の1・上限6,000円が補助されます。1世帯1台までです。
対象は、岡崎市内に住む65歳以上のかたで、次のいずれかにあてはまる世帯。
・ひとり暮らし ・高齢者のみの世帯 ・日中は高齢者だけになることが多い世帯
「日中だけ」も対象に入っているのがポイントです。同居していても、昼間は親だけという家庭は多いはずです。
「対策装置」って、何をしてくれるの?
対象になるのは、特殊詐欺対策機能を持つ電話機や外付け装置です。
代表的な機能は2つあります。
・着信前に「この通話は録音されます」と相手に警告する ・通話を自動で録音する
詐欺グループは、証拠が残ることを何より嫌います。警告メッセージが流れた時点で、電話を切って次の標的に移ることが多いと言われています。
つまりこの装置は、詐欺師と「戦う」道具ではありません。そもそも狙わせないための道具です。
申請の流れ:帰省のついでに完了できます
手順は4ステップです。
①対策機能付きの電話機・装置を購入(令和8年4月1日以降の購入が対象)
②領収書の写しと、機能がわかるカタログ等を保管
③申請書に記入(市公式ページからダウンロードできます)
④防犯交通安全課の窓口へ持参、または郵送
郵送の場合は令和9年3月31日必着。予算がなくなり次第、早期終了します
申請書類には委任状などの様式も用意されています。ご家族が手続きに関われる場合があるので、状況に応じて担当課に相談してみてください。
一次情報はこちら: 特殊詐欺対策装置購入費補助(岡崎市公式) 担当:市民安全部 防犯交通安全課 生活安心係(電話 0564-23-6525)
まとめ:購入から申請まで、お盆の帰省1回で完了できる分量です。
なぜ「電話」なのか。岡崎も他人事ではありません
岡崎ならではの視点でひとつ。
以前、防犯用具補助金とトクリュウ対策の記事でも書きましたが、狙う側は事前に「情報」を集めています。
固定電話は、その情報収集の入口になりやすい場所です。
「息子さんですか?」の一本から、家族構成・在宅時間・資産状況が少しずつ抜かれていく。
だからこそ、入口である電話を固めることには、金額以上の意味があります。
なお、岡崎市の防犯系の補助はこの制度だけではありません。
・防犯カメラ・センサーライト等に上限3万円 → 防犯用具補助金の記事 ・自転車ヘルメットに上限2,000円 → ヘルメット補助の記事
あわせてチェックしてみてください。
「親孝行のキッカケづくり」
補助額だけ見ると、正直、大きな金額ではないかもしれません。
でも、この制度の本当の価値は「設置のきっかけをくれること」だと思っています。
「詐欺に気をつけてね」と口で言うだけでは、対策は進みません。
装置をつけるという行動まで持っていって、はじめて親を守れます。市が半額出してくれる今は、そのきっかけとして絶好のタイミングです。
申請前に必ず確認してほしいこと
この記事の内容は2026年7月25日時点のものです。
補助金は年度ごとの制度なので、予算がなくなれば期限前でも終了しますし、翌年度は条件が変わることがあります。
申請前に、必ず公式ページで最新の受付状況を確認してください。
岡崎市の補助・助成制度の全体は、こちらの公式一覧から確認できます。 補助・助成・融資・減免制度の一覧(岡崎市公式)
※対象要件の詳細(世帯の状況・対象機種など)は公式ページと担当課でご確認ください。
最後に
私の実家にも、昔ながらの固定電話があります。
正直に言うと、この制度を調べるまで「うちの親は大丈夫でしょ」と思っていました。
でも、詐欺の被害に遭った方の多くも、きっと同じように思っていたはずなんです。
「大丈夫」の根拠が「今まで何もなかったから」だけなら、それは対策とは呼べません。
この週末、実家に電話するついでに「対策電話にしない?市の補助があるよ」と一言、切り出してみてください。
その一言が、いちばんの防犯対策だと思います。



